アップセル(あっぷせる)とは、販売において顧客が求めているものよりも価格や数量、品質、機能、反復性(リピート性)などの点で上位の商品を薦めて購入を促すこと。
ラジオショッピングの業界では、健康食品や化粧品などの高額商品を販売する場合に、上位商品を放送で紹介してもレスポンスが期待しにくい。そこで入り口商品(入門商品)として比較的低価格なお試しセットや試供品を用意して、それを放送して受注する。
その受注の際のインバウンドコール、もしくは後日のアウトバウンドコールで顧客に上位商品を薦める、つまりアップセルが行われる。
ラジオのメディアとしての影響力が落ちているため、放送にかかるコストを回収することが難しくなっている。そのため、ラジオショッピングを名簿集め(顧客情報獲得)の手段と割り切って、アップセル前提で出稿する広告主が多くなる傾向にある。
アップセル